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初夏が旬の「ワッサー」の食べ方は皮つき! おすすめの品種はスイートリッチ!

初夏が旬の「ワッサー」の食べ方は皮つき! おすすめの品種はスイートリッチ!

7月下旬~8月下旬が旬のワッサーは長野県須坂市の農園で桃とネクタリンが自然交配して偶発的に誕生した果物です。食べると桃の甘い香りとカリカリコリコリした食感があって一度食べてハマってしまい、以来ワッサー中毒になっているのでその魅力についてご紹介したいと思います。

ワッサーとは?

ワッサーは長野県須坂市で農園を営む中村渡氏によって、1968(昭和43)年に「山根白桃」と「水野ネクタリン」を混植している自園の中に出来た果実の種をまき、1971(昭和46)年頃に結実した木の中から選抜育成された偶発実生とされています。状況や果実の特徴から、おそらく混植していた「山根白桃」と「水野ネクタリン」の交配によって生まれたと推察されます。1988(昭和63)年に登録出願、1990(平成2)年に品種登録されています。種をまいてから約20年後の品種登録となります。ちなみに、「ワッサー」という名前は中村渡氏の子供時代の愛称が由来だそうです。

旬の食材百貨「ワッサー/ワッサー・クイーン<桃の品種」

ワッサーを知るきっかけ

ワッサーとの出会いは、実家の長野へお盆に帰省した時でした。

母がワッサーを切ってお皿一杯に出したところ、夫がムシャムシャと食べているので、「そんなに無理して食べなくてもいいよ」と言うと、「これむっちゃおいしいだもん」と言ったので、私も一口食べてみると…その美味しさの虜になりました。

硬くてコリコリカリカリする桃

ワッサーは見た目は桃ですが、甘すぎず、酸味も控えめ、硬くてコリコリカリカリした食感のある果物です。

当時の私は甘くて柔らかい桃が苦手だったため、硬い桃があること自体に衝撃を受け、一口食べてその美味しさハマってしまいました。

すぐに「これなに?」と聞くと、母が「ワッサー」と言い、お盆前後にスーパーや直売所でよく売ってるとのことでした。

ワッサーは皮つきで食べる

ワッサーは皮をむかずに食べるのがおいしいです。

人によっては「硬くてシャキシャキする柿」と表現する方もいます。果肉が黄色く、柿と同様に皮の部分が甘くて美味しいです。

基本的に桃系統の果物は表皮に近い果肉ほど甘くておいしく、ワッサーは桃と違って皮がゴワゴワしていないので皮つきのまま食べれます。

ワッサーの食べ方

ワッサーは水洗いしたあと、皮つきのまま切っていただきます。

切り方は、全体に8等分の切り目を入れて、種から果肉をもぎ取るように剥いでいきます。

この切り方でワッサーの鮮度も分かります。採れたての新鮮なワッサーはリンゴのように硬いのでもぎ取れますが、時間が経って熟れたワッサーは柔らかくてもぎ取れずつぶれます。

ワッサーの切り方

ワッサーの切り方1

①ワッサーの頭頂からヘタに向かって、十字に切り込みを入れる。

ワッサーの切り方2

②十字の間にさらに切り込みを入れ、8等分の切り込みを入れる。

ワッサーの切り方3

③ヘタを上にした状態で、上から実を剥ぐように、もぎ取る(鮮度が高いと簡単にポキっととれる)

ワッサーの切り方4

④実を1つもぎ取ると、あとは果肉を横向きに倒して、種からもぎ取ります。

ワッサーの切り方5

⑤最後は種を取りのぞけば終わりです。

ワッサーの切り方を動画で見る

おすすめのワッサーは「スイートリッチ」

ワッサーは現在、ワッサー発祥の長野県須坂市が奇跡のフルーツとして熱心にPRした結果、夏ごろになると長野のスーパーなどでもよく見かけるようになり、通販でもよく見かけるようになりました。

しかし、スーパーなどの地場産コーナーで販売されるワッサーを食べてみると、若干の酸味と柔らかさがあり、カリカリコリコリした食感がちょっと少ない気がします。どちらかというとネクタリン要素強い?

スイートリッチ

スイートリッチの特長は、皮は一見すると黄色みのかかった白桃に近く、果肉の色が黄桃のように黄色く、ネクタリンの果肉のような赤みのさしがほとんどないところです。

味は、酸味が少なくて甘みが控えめ、硬くてカリカリコリコリとした食感があります。果肉を切る時も桃のような柔らかさはなく、りんごに近い硬さがあります。

最初にワッサーを味わうなら、この「スイートリッチ」がおすすめです。道の駅や直売所、スーパー地場産コーナーでも「スイートリッチ」を買ってハズレを引いたことはありません。

7月頃から予約販売などが開始されるのでネットで探してみてください。

ネットでお手頃な「訳ありワッサー」

ネットで一度「訳ありワッサー」を購入してみました。

冷蔵便、内容量は12玉。大きさや色味がそれぞれ違い、全体的に大振りです。価格としては地元の直売場から購入するのと同等ですが、ワッサーというよりもネクタリンに近かったです。

皮の色味は赤めで、触った感触は桃のように少し柔らかく、果肉もネクタリン独特の赤い差しが多め。味は甘め、硬さもコリコリした食感はあるものの柔らかさがありました。

ちょっと熟しすぎてるのかもしれません。

皮のおいしさが損なわれる

一般的に果物の訳あり品といえば、外観にスレ傷痕、変形等、外観レベルの欠点なので味は問題ないとされます。

今回購入してワッサーも訳あり品なので皮のキズが目立ちました(訳あり品なのでこれは仕方ありません)。

桃系統の果物は表皮に近い果肉ほど甘くておいしいので、食べ方は皮つきが基本ですが、皮のキズが多いと食感が悪くなり味が損なわれる気がします。。

結論から言うと、ワッサーの訳あり品はあまりお勧めできないです…。

取り寄せは絶対に「冷蔵」or「クール便」で!

郵送方法は「冷蔵」や「クール便」に限ります。

熟すとコリコリした食感がなくなるので、常温で郵送すると味や食感が落ちます。届いたらすぐに冷蔵庫の野菜室に入れて保存します。

ワッサーの美味しさは「甘さ控えめ&食感のコリコリカリカリ」なので、冷蔵が基本です。冷蔵庫に入れていても熟してくると柔らかみが出てくるので、もぎ立てを少量ずつ購入して食べるのが美味しさを楽しむコツとなります。

常温郵送はNG

夏の炎天下に常温での郵送は絶対NGです。

水分を多く含む果実類は腐るだけでなく、虫がわく可能性もあります。絶対に避けましょう。

傷などがある「訳あり品」は腐りやすいです。避けた方がいいです。


夏にしか食べられないワッサー。まだ食べたことがないならぜひお試しください。
甘みも酸味も控えめで、コリコリカリカリした食感がとてもおいしいです。硬い桃が好きならハマることまちがいなしです。